入稿データのトラブルQ&A|「画質が粗い」「色が違う」を防ぐチェックリスト

「仕上がったら画質が粗かった」「画面で見た色と違う」——オリジナルグッズの失敗は、ほぼすべて入稿データの準備段階で防げます。製造現場に届く質問から、特に多いものをQ&A形式でまとめました。

Q1. 「高画質の画像なのに粗くなる」と言われました

A. SNS経由の画像は自動圧縮されています。InstagramやLINEで一度送った画像は、見た目が綺麗でも解像度が大幅に落ちています。必ず制作アプリから書き出した元データ(300dpi以上・長辺2000px以上推奨)を、クラウドストレージ(Google Drive等)経由で送ってください。

Q2. 画面で見た色と印刷の色が違うのはなぜ?

A. 画面(RGBの光)と印刷(インク)の発色原理が違うためです。特に蛍光色・鮮やかな青・紫は印刷で落ち着いた色になりがち。完全一致は原理的に不可能なので、「やや落ち着く」前提でデザインするか、重要な色は事前にご相談ください。CaseFlowでは製作前にモックアップ確認があるので、心配な場合はサンプル1個で色確認するのが確実です。

Q3. スマホしか持っていません。データは作れますか?

A. 作れます。アイビスペイント・メディバンペイントなどのお絵描きアプリで、キャンバスサイズを大きめ(例:2000×4000px・350dpi)に設定して描けば、そのまま入稿できる品質になります。書き出しは「PNG・最高画質」を選択。Canvaでも「ダウンロード→PNG→サイズ×3」にすれば十分です。

Q4. 背景を透明にしたい部分があります

A. 透過情報を保持できるのはPNG・PSD・AIだけです。JPGは透過を保存できず白背景になります。透過処理が難しい場合は、有料(別途お見積もり)でこちらで加工することも可能です。

Q5. 文字を入れたら端が切れました

A. 「塗り足し」と「安全マージン」の問題です。製造時の断裁には数mmのズレが生じるため、柄は仕上がりサイズより3mm外まで広げ、文字・ロゴはふちから5mm以上内側に配置してください。各ケースのテンプレート(ガイド線付きPSD/AI)は登録後にお送りします。

Q6. AIファイルで入稿したらフォントが変わっていた

A. 文字のアウトライン化忘れです。Illustratorのテキストは、制作者のPCに同じフォントがないと別のフォントに置換されます。入稿前に「書式→アウトラインを作成」を必ず実行してください。

入稿前の最終チェックリスト

  • ☑ 解像度300dpi以上(長辺2000px以上)
  • ☑ SNS保存画像ではなく元データ
  • ☑ 柄は塗り足し3mm・文字は内側5mm
  • ☑ 透過が必要ならPNG/PSD/AI
  • ☑ AIは文字のアウトライン化済み
  • ☑ 第三者の著作物を含まない

基本事項はデザイン入稿ガイドにもまとめています。初回のデータ確認は無料なので、不安なまま悩むより「とりあえず送ってみる」が正解です。

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